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2026年になり、日本での近視進行抑制治療の選択肢が増えました。これについてお伝えしていきます。
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近視の多くは、眼球が前後に伸びすぎてしまい、ピントがあわずに、遠くのものがぼやけて見えます。眼球は、体が大きくなる成長の時期に伸びることが、多いです。近視が進むと、「黒板の字が見えにくくて授業の内容がわからない」や「野球やサッカーでボールがよく見えない」など普段の生活で困ったことがでてくるかもしれません。


近視も含めた屈折度数は「D(ジオプトリー)」であらわします。
| 弱度近視 |
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| 中等度近視 |
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| 強度近視 |
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これを眼軸長からみると、成人で正視眼は眼軸長が約24mmであるのに対し、強度近視眼で約26mm以上になっていると考えられています。
近視が進行して、特に「強度近視」へと進行してしまうと、大人になってから視力を失う可能性のある病気にかかるリスクが非常に高くなります。
リスクの比較:
弱めの近視の人に比べ、強めの近視(強度近視)になると、以下のような病気になる確率(オッズ比)が跳ね上がります。
| 網膜剥離 | リスクが約13倍に |
| 緑内障 | リスクが約3倍に |
| 近視性黄斑症 | リスクがなんと約845倍に |
(Haarman AEG, et al. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2020; 61 (4): 49.)
怖いことに2024年の大規模な研究では、18〜50歳の強度近視の方を調べたところ、年間平均0.03mmずつ眼軸長が伸び続けていることがわかりました。わずかな数字に聞こえますが、約12人に1人は年0.1mm以上という「急速な伸長」を示していました。また、眼軸が28mmを超えると伸びやすさが約4倍、40歳未満だと約1.6倍になることもわかっています。(Kong et al., American Journal of Ophthalmology, 2024)
もはや近視は眼鏡をかければ済むという問題ではありません。子どものうちに進行を予防することは、将来の目の健康を守ることに直結します。
・近くを見続けると良くないと言われています。30分近くを見たら30秒でいいので5~6m離れたところを見ましょう
・太陽光が近視進行抑制効果があると言われているので、晴れた日であれば日陰でいいので可能であれば1日2時間の屋外活動が良い(平日無理であれば、週末に少しまとめて屋外活動をするのでもいくらか良いと言われています。)
このような活動は海外でも行われていて、効果を示しています。
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2026年になり、近視進行抑制治療の選択肢が増えました。当院では以前から低濃度アトロピン点眼薬を使用した治療をおこなってきました。現在、近視進行抑制治療としては以下のものがあげられます。
Myopia Profile(世界で広く参照されている近視管理の専門情報サイト)では、近視抑制治療を効果別に4段階に整理しています。
https://www.myopiaprofile.com/articles/what-to-prescribe-for-myopia

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この薬は眼球の前後の長さが伸びるのを抑えることで、近視の進行を抑制することが期待できます。1回1滴、1日1回就寝前に点眼します。毎日続けて点眼することで、近視の進行を抑制することが期待できます。2025年に参天製薬のリジュセア®ミニ点眼液0.025%が承認されました。2026年6月から厚労省から選定療養での治療が認められるようになりました。当院では今まで自費診療で診療をおこなっていましたが、2026年7月から選定療養に移行させていただきます。厚労省のルールに従って、保険診療をおこなっていきますが、診療間隔・スケジュールに関しては強制ではありませんが3ヶ月毎を推奨させていただきます。(詳細は来院された際にお尋ねください。)
1箱(1ヶ月分)は4,950円となります。
薬代はクレジットカードの利用が可能です。
リバウンド効果というものが発生することがあり、点眼をしたり、しなかったり、または急にやめると急激に近視が進行することがあります。やめる場合は、医師と相談の上、決めていく事が望ましいです。
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多焦点コンタクトレンズに関しては、2026年2月、日本国内において、唯一近視進行抑制に関する効果で承認を受けているコンタクトレンズ:マイサイト ワンデーが発売されました。クーパービジョンが開発した、近視の進行抑制を目的とした1日使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズです。通常のコンタクトレンズが視力矯正を主な目的としているのに対し、マイサイト ワンデーは日中に装用することで近視の進行を抑制することを目的に設計されています。
マイサイト ワンデーは、中心で視力を矯正しながら、周辺部に特殊な光学設計(ActivControl® テクノロジー)を持たせることで、眼の奥行き(眼軸長)の伸びを抑え、近視の進行をゆるやかにする結果が報告されています。
夜間装用が必要なオルソケラトロジーと異なり、生活スタイルに取り入れやすいレンズです。1日10時間以上・週6日以上の装用が推奨されており、装用時間が短い場合は十分な効果が得られない可能性があります。
レンズケア不要で、感染リスクの軽減にもつながります。一番の特徴は視力補正と進行抑制の両立になります。日中の見え方を確保しながら、近視進行抑制もできます。

レンズ代金:1箱 5,900円(税別)/6,490円(税込)
1か月:両眼の場合6,490円×2箱で12,980円
検査・診察代金は保険診療になります。
販売名:マイサイト ワンデー
承認番号:30700BZX00189000

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周辺遠視性焦点ぼけ理論に基づいて網膜周辺部に近視性のぼけを作り出すことで、眼軸長の伸長を抑制します。近視が治癒したり軽減したりするわけではなく,将来の近視進行速度を一定量抑制します。(2年間の平均抑制率55~59%).
これは当院で検査をしたのち、近視管理眼鏡を希望される際には詳細な検査をして作成に必要な処方箋を発行します。眼鏡は眼鏡作成技能士がいる眼鏡店で作成していただきます。(指定はありません。)眼鏡は装用することで効果が発揮されます。作成後も定期的に検査、診察をしていく必要があります。
当院では、近視管理眼鏡の処方箋の作成(調節麻痺下での屈折検査を含む)を行っています。
眼鏡の販売・製作は行っておりません。処方箋をお持ちのうえ、お近くの取り扱い眼鏡店にてご購入ください。
近視管理眼鏡は特殊設計レンズのため、通常の眼鏡と比較して高額になります。眼鏡代の目安は7〜8万円程度と言われていますが、眼鏡店や選択されるフレームにより異なります。詳しくはご購入される眼鏡店にお問い合わせください。なお、処方箋の作成にかかる検査費用は保険診療の範囲内となります。

①視力検査・予備検査
②サイプレジン点眼(2回)
③約60分の待機(外出可)
④屈折検査(調節麻痺下)
⑤視力検査
⑥医師による診察
⑦眼鏡処方箋の発行・説明
※検査内容や状況により、所要時間が前後する場合があります。
視力低下の原因は近視だけではなく、遠視・乱視・弱視、あるいはその他の眼疾患が関係していることがあります。そのため、近視管理眼鏡の処方箋作成を希望される場合でも、はじめに通常の診察を受けていただく必要があります。
通常診察は予約不要です。受付時間内にお気軽にご来院ください。
診察の結果、近視管理眼鏡が適切と判断された場合に、後日、散瞳検査(サイプレジン点眼)を含む処方箋作成のご予約をお取りいただきます(所要時間:約1時間30分〜2時間)。
学校検診後などは特に混み合いますので、早めのご来院をおすすめします。
1.まずは通常診察へ(予約不要)
視力低下の原因はさまざまです。近視のほか、遠視・乱視・弱視・その他の眼疾患が原因のこともあります。はじめに通常の診察を受けていただき、お子さんの目の状態を確認させていただきます。
2.近視管理眼鏡の処方箋作成の予約
診察の結果、近視管理眼鏡が適していると判断された場合に、後日、散瞳検査(サイプレジン点眼)を含む処方箋作成のご予約をお取りいただきます。
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特殊なハードコンタクトレンズを就寝時に装用することで角膜を変形させ、近視を矯正します。朝レンズをはずした後も、矯正された状態が維持されるので、日中はなにもつけなくても視力が改善されます。日常的矯正された状態を保つためには、治療中は基本的に毎晩レンズをつける必要があります。自費診療になります。
ケア用品・検査・診察代込みで
初年度に両眼で182,600円
二年目以降は3ヶ月毎に12,700円
レンズ更新費用:38,500円/1枚(交換は2年毎を推奨)
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当院ではまだ導入していません。内容に関しては鋭意制作中です。
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